ドクダミやイネ科の雑草がはびこる仕組み の一端を解明


▼ページ最下部
001 2022/06/07(火) 21:22:18 ID:HGtIJ7ieks
地下茎は葉の形を変えて地中を伸び進む
地下や地表を横方向に伸びる茎は、葉身のない小さな葉をつけることで、土の中でも旺盛に伸び進めるための適応をしていることがわかった。
横に伸びる茎をもつ植物は、共通して、BOP遺伝子を強く働かせることにより、葉身をもたない小さな葉を形成するという戦略をとっていることが明らかになった。
横に伸びる茎の制御は、作物生産や雑草防除という観点から重要である。

概要
ドクダミ、スギナ、イネ科雑草など、しぶとい雑草の多くは地下で伸びる茎(地下茎)を地中に這わせて旺盛に繁殖していますが、地下茎を成り立たせる仕組みは解明されていませんでした。東北大学大学院生命科学研究科の経塚淳子教授と鳥羽大陽助教(研究特任)のグループは、地下で伸びる茎(地下茎)や地表を横に伸びる茎(ほふく茎)につく葉は、葉身をもたない構造に特殊化しており、この性質は土の中を伸びるために重要であることを示しました。葉を特殊化するにあたっては、BLADE ONPETIOLE (BOP )遺伝子が種を超えて共通して関わっていることを明らかにしました。横に伸びる茎は多くの植物種で見られ、植物が成長範囲を広げるために有効な形質です。しかしその成長様式を制御する遺伝的なしくみはこれまで知られていませんでした。
 本研究成果は、1月16日(アメリカ東部時間)のCurrent Biology誌(電子版)に掲載されました。
本研究は、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)および文部科学省科学研究費補助金の支援を受けて行われました。

返信する

002 2022/06/07(火) 21:25:35 ID:HGtIJ7ieks
詳細な説明
植物には、タケやイチゴのように、ひとつの個体が横方向に伸びる茎(ほふく茎)と上方に伸びる茎の両方をもつ種類があります。茎を横方向に延ばすことで、植物は成育域を大幅に拡大することができると同時に、茎が土の中を成長する(地下茎)ことにより寒さや乾燥などの悪環境を地下でやり過ごすことが可能となります。つまり地下茎性は、植物が旺盛に増殖するうえできわめてすぐれた成長様式であるといえます。ドクダミ、スギナ、イネ科雑草など、地下茎を地中に這わせているしぶとい雑草の多くが、まさにこの戦略を採用しています。ー中略ードクダミとシバの解析から、BOPの作用を調節することによる地下茎やほふく茎の葉を特殊化は、ドクダミとシバでも共通することが明らかとなりました。したがって、BOPは地下茎性を進化させる過程で共通して使われた遺伝子であったと考えられます。
 ジャガイモ、レンコン、芝など、地下茎やほふく系は作物生産やバイオマスにとしても重要であり、本研究の成果は、作物生産や雑草防除への寄与も期待される重要な研究成果で・・・ https://www.lifesci.tohoku.ac.jp/research/results/detail---id-4...

返信する

003 2022/06/08(水) 06:43:17 ID:d.xF0ALKTs
一家に一人
まめな婆さんか爺さんがいると生えたらむしり、生えたらむしりで
屋敷内が綺麗に維持されるんだがな
ところが次男三男の分家になると
ドクダミやらヤブガラシを生やらかして、みっともねえったらありゃしねえ・・・
しかしまあ
それも婆さん爺さんが元気なうちだけで
庭がジャングルになってくると
そろそろかなあ
だらしがねえ惣領だなあなんてえ話が聞こえて来るんだわな (^。^;)

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:4 KB 有効レス数:3 削除レス数:0





植物掲示板に戻る 全部 次100 最新50

スレッドタイトル:ドクダミやイネ科の雑草がはびこる仕組み

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)